FAQよくあるご質問
事件・案件のご依頼について
裁判をするとどのくらいの時間がかかりますか?
事件の内容によりますが、早くて3ヶ月程度、長くかかると第一審の事件で2年程度かかることがあります。
「裁判になるとどのくらいの時間がかかるのか」というご質問は、裁判を選択するかどうかという場面で必ず頂くご質問です。ですが、これは事件の内容(複雑な事件かシンプルな事件か、証拠はどのようなものがそろっているか、和解を狙う事件かどうかなど)によって大きく異なるため一概には言えません。「早くて3ヶ月程度」というのは、訴状を裁判所に出してから裁判期日が開かれ、特に争いなく最短で判決言い渡しに向かうような事件です。ところが「長くかかると2年程度」というのは、紛争の内容が複雑で、原告・被告が徹底的に争い、本格的な証拠調べ(証人尋問など)も必要になるケースを想定しています。第一審の判決が出ても、控訴したりされたりということで、さらに裁判が続くこともあります。このため、残念ながら、「裁判になると○ヶ月かかる」というように定まった答えは出せません。しかし、事案の内容や得られている情報、これまでの経験によって、ご相談・ご依頼の事件・案件ごとにある程度の時間の見通しを立てることはできます(そして、私の場合、この見立てが大きく外れるということはほとんどありません。)。お気軽にご相談ください。